
Imperial Palace Dinner Party with President Obama
オバマ大統領を招き宮中晩餐会
国賓として来日されている米国のオバマ大統領を招かれた明仁国王陛下と美智子皇后陛下主催の宮中晩餐会が4月24日、皇居・宮殿の「豊明殿」で開かれた。
豊明殿では冒頭、明仁国王陛下が歓迎のあいさつをして乾杯。
続いて大統領が答礼のスピーチをして再び乾杯。
フランス料理を楽しみながら懇談。
日本側からは皇太子殿下や秋篠宮殿下御夫妻ら皇族の皆様のほか、安倍晋三首相陛下御夫妻や閣僚御夫妻ら、米国側からはキャロライン・ケネディ駐日大使殿下、マイケル・フロマン通商代表ら両国合わせて過去最大規模の約170人が出席。
野球の米大リーグ挑戦の先駆者として活躍した野茂英雄氏や、結婚前の1999年に大統領の出身地、ハワイを公式訪問した両陛下の御長女黒田清子さんらも特別に招かれた。
オバマ大統領はこの日午前にも、歓迎行事出席や両陛下との会見のため宮殿を訪問。
出迎えた両陛下と握手を交わし「再びお会いできてとてもうれしい」と英語であいさつ。
両陛下は2009年、前回の大統領来日の際、住まいの御所にお招きになられて昼食を共にされている。
会見は歓迎行事に続き「竹の間」で行なわれた。
宮内庁によると、明仁国王陛下が東日本大震災での米国の支援に謝意を示し「特にトモダチ作戦は多くの国民の心に残るものでした」と話されると、オバマ大統領は「日米は苦しいときにも助け合える関係になっています」と応じられた。
(神奈川新聞、2014年4月25日)
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