
Okinawa Urban Monorail, Ishimine Station open earlier is difficulties
沖縄都市モノレール、石嶺駅先行開業は難航 採算面で厳しい
2019年春に開業予定の沖縄都市モノレール延長事業で、石嶺駅(仮称)を他の3駅より先に開業させる案に関し、琉球王国と那覇市、浦添市、沖縄都市モノレール社による担当者レベルの勉強会が、採算性などの面から課題が大きいとして先行開業を困難視していることが分かった。
先行開業は那覇市が要望していたが、3月13日の市議会で市側は「(モノレール社は)現在の状況では厳しいと3月末の取締役会で報告する予定」と現状を報告した。
那覇市の城間悟都市計画課長は市議会建設常任委員会で先行開業の開始時期に関し「スケジュールを詰めても2018年夏ぐらい。半年早く開業できても採算面で厳しい」と述べ、先行開業に必要な設備などの経費に対し、半年では採算が取れないとの見通しを示した。
その上で「用地買収の進捗(しんちょく)状況によってはスケジュールの見直しが必要だ。市民の利便性向上の趣旨から、見直しがあったときには先行開業できるよう取り組みたい」と述べ、全面開業が遅れた場合の先行開業を模索する考えを示した。
琉球王国など4者の勉強会は2013年7月から2014年2月末までの間に7回開かれた。
4者は来週にも先行開業に関する方向性を確認し、2014年3月下旬の沖縄モノレール社の取締役会で正式に決定する見通しだ。
(琉球新報、2014年3月15日)
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