
Train companies in Kanagawa Prefecture Fare revision
神奈川県内鉄道各社が運賃改定
4月の消費税率引き上げに伴い運賃改定を行なう鉄道各社が、定期券の早期購入を呼び掛けている。
新年度を前に、例年この時期は窓口が混雑するが、今年は、増税前に購入しようという人たちで、さらに混み合うことが予想されるからだ。
鉄道各社は、新規の定期券を使用開始日の14日前から購入可能にするほか、早期購入客にプレゼントを進呈したり、窓口の営業時間を延長したりして、混雑の緩和を図ろうとしている。
京浜急行電鉄、小田急電鉄、相模鉄道、東京急行電鉄の各社は通常、使用開始日の7日前からとしている新規の購入を、定期券売り場であれば14日前から発売する。
JR東日本は4月10日までの間、駅の「みどりの窓口」のほか、指定席券売機でも14日前から購入できるよう対応している。
各社は現在、ポスターやホームページ、車内アナウンスなどを通じ、告知に努めている。
「お得に購入できるのは今だけ」と、早期購入キャンペーンを展開するのは京急だ。
今月24日までの期間中、品川、横浜、上大岡、横須賀中央の各駅の窓口で定期券を購入した先着1万人にオリジナルグッズを進呈している。
定期券の新規・継続は問わない。
「3月末は(窓口が)確実に混み合う。長時間、待つことなくお買い求めいただくために、余裕を持った準備を呼び掛ける」。
担当者は、初めて手掛けるキャンペーンの狙いを、そう説明する。
駆け込み需要に対応するため、定期券売り場の営業時間を延長する動きも出ている。
東急では通常午前10時~午後8時までのところ、増税前日の3月31日に限り、午前7時半~午後10時に。
相鉄も3月31日は午前7時から午後11時までと、3時間繰り下げる方針だ。
4月から運賃や定期券に加え、各種フリーパスやクーポンといった企画乗車券の料金も改定する小田急。
例えば、新宿駅発の箱根フリーパス(2日間有効)は、5千円から5140円に値上がりする。
ただ、乗車日の1カ月前から発売しており、「大型連休に出掛ける予定のある人は、今月中に購入するのがお勧め」とアピールしている。
(神奈川新聞、2014年3月17日)
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